オフィシャルサイトリンク

パレット オフィシャルサイトへ

2017年3月26日日曜日

自動ドア無料で点検します。

支店からの電話「自動ドアを無料で点検します」と、店に突然来られた。見てもらっていいですかと言う確認だった。

「無料?無料ならいいよ」と、怪訝な対応での返答。突然の訪問者は、おもむろに自動ドア点検を始めたそうです。「今は大丈夫ですが、将来故障すると思います。今、基盤を直されるのが良いですよ。見積もりは、30万ほどになります・・・・。」との事、どう対応したら良いですか?と、スタッフから2度目の電話。

言っていることに大きな間違いはない。いつかは壊れるだろう。で、あなたは誰って聞きたいところだったが、冷静に「お断りしてください」と、言って電話を切ってから、こんな不安心理をついた押し売り営業があるのかと、妙に感心してしまった。

いつも思うことだが、飛び込み営業の方は、平気で人の時間を奪う。3分で結構です。ちょっとお話を聞きたいのですが。理由は様々、中には学生時代にいかに頑張って来たかと言う自分物語と今の仕事への熱い想いを手紙に書いて、一度お話を伺いたい。って、なんのため、誰のため?

話が面白くない。自分勝手。結局、迷惑がこの頃の営業の方に感じること。顧客の利益を考えない営業って、何十年頑張っても芽が出ないように思う。そう言う人がよく言う「こんなに頑張っているのに」頑張ってるは、自分でいうものではない、人が言う言葉。全部がずれているように思う。人の振り見て我がふり直せと、自分自信が自分勝手で横柄になっているのかなと思い、まずは心を整えようと思う。心は自分で日々メンテナンスが必要だ。


2017年3月19日日曜日

担当者が変わる

いつも取引いただいている乳業メーカーの担当者が変わって、ゆっくり話す時間がなかった。ホイップマシンの具合が悪いのと合わせて、時期は決まっていないのですがと値上げの話を持ってきた。他社が安い価格で提案してきているのも含めての話で、できることは精一杯やる。しかし、それでも価格が合わなかったら、その時は判断していただいて仕方ないと思っています。


パレットでは、一物ニ価の場合は、安い方を取ると決めている。それが自分たちのためで、お客様のためになると考えているからだ。しかし、そこには品質や条件も加わってくるからそんなに単純な話ではない。安いからとの材料選びではない。だから、この会社の製品を創業以来30年に渡り使っている。この味わいを基本にお菓子を組み立てている。

今更だが、話をしながら製品が好みに加えて、この会社の基本的な考え方があっている、納得しているのかなと思った。「何よりも安心安全が優先する」そんな言葉にその会社の辿った過去がある。そこから学び、いまも揺らぐことなく、それを大事にしている。担当者が変わっても、これは一貫している。学ぶべき点で、お付き合いいただいていることに改めて感謝です。

ありがとうって言われる仕事

20年来の友人から、スキー行かへんか?との誘い、おっちゃん集めていこか!と、意見が一致したが、結局みんな忙しく二人になった。しかし、往復5時間の車の中はずっと話しっぱなしだった。

この友人は、元々は酒屋の息子大学出て後を継いだ。しかし、時代の中で、コンビニに事業転換。店は、黒字だったが、意を決してディサービスの介護施設に転換して今日に至る。ようやく事業も軌道に乗って、子供達も独立して、ちょっと余裕が出てきたようだ。


「ありがとうって言ってもらえる仕事はいいな」何気にいう友人の言葉がずんとくる。コンビニの時は理不尽なことで、毎日その対応に追われていた。心も体もダメージを食らい疲れていた。今は、おじいちゃんやおばあちゃんと1日接していると、心が落ち着くし、ありがとうって言ってくれる。体は疲れるが、幸せな仕事や。

仕事と一言にいっても様々ある。彼は代表取締役だし、一家の大黒柱。目の前の介護の仕事だけではない。この時代の変化の中で、やるべきことを彼なりに考え努力してきたのだと思う。私が酒屋の跡取りだったら、彼のように頑張れたのか?分からない。

パレットを創業した頃、上品そうなご婦人に「いつも、美味しいケーキありがとう」と、言われたときに、自分の仕事の立ち位置が違っていることを深く反省した。お客様のことを考えていなかったし、自分勝手で、自己満足なお菓子作りだった。それでも、温かい言葉をいただく中で、私のお菓子作りは変わって行った。大津のお客様に育てていただいたと思っている。
彼の事業の話を聞きながら、その頃のことをふっと思い出した。おっさん二人の時間は、共に癒され、共に学ぶ時間になった。感謝です。

2017年3月11日土曜日

県立大津高校らしいスィーツ開発を考える

昨年に続き、こんな表題で始まる授業を行ってきた。大津高校家庭科の生徒80名全て女の子!当たり前か・・・今年に入って、小学校、高校と続いて3回目の依頼だ。


市場調査、商品企画、製品試作、販売促進などなどを時系列で話し、そもそもパティシェに必要な力について話をした。さらに、働くことそんな話も含めた。つまるところ一回こっきりの自分の人生を幸せなものにするために、人や環境を変えることを望むのではない。自分が変わることから始まる。始めるのは今でしょ。未来は今日始まる。そんな話を、一生懸命聞いてくれていた。

絵の具にたとえて、好き嫌いを言っているとバランスを崩す。と、いう話は印象に残ったという。つまり、黄色が嫌い、黄色を使わない絵になる。同じように、ブルーベリーが嫌いというと、ブルーベリーのお菓子というか、ブルーベリーの持っている力を引き出すことはできない。苦手がいっぱいあるパティシェより、ないパティシェの方が美味しいお菓子を作るように思わない?

香りと後味は素材の力、味わいはバランス。素材を選び、バランスを整えるのが作る人の感性の力。さらに、それをどのように表現するか?ここにパティシェの面白さがある。奏でるようなメロディーがあったり、息を止めるような感動があったり。作り手の心が動いていないと、食べる人の心を動かすことはない。

高校一年生の彼女たちに、なにがしかの気づきがあったのかはわからないが、自分自身の経験を通じて得たことを少しでも伝えていけたら、自分なりの役割を果たせたのかと思う。そして、このような機会は、私自身を活性化させる。感謝です。

2017年3月5日日曜日

おばあちゃんが喜んで食べるケーキ

FBの書き込みに「普段は、ケーキをあまり食べないおばあちゃんが、パレットのケーキは喜んで食べる」と、書き込みがあった。素直に嬉しいコメントです。

パレットをオープンした頃に、お客様によく言われたのは「ここのケーキは高いけど、子供がここのケーキしか食べない」もしくは「子供がここの誕生日ケーキにしてっていうから・・・」と、いう不本意な選択だったように思う。店が小さく聞いたことのない新しい店だったから、信頼されていなかったと思う。

以前よりは信頼はされているかと思うが、良い意味で同じライン上に今もあるということを、お客様のコメントが伝えてくれている。考えられる理由は、そんなに難しい話ではない。バター不足でも、業者さんのお力添えをいただいて100%バターで作り続ける。生クリームは値段が上がっても生クリームを使う。ケーキホイップではない。味わいの違いは、シンプルな100年素材からの材料選びから始まっている。

良い材料は人の体と心を元気にするものだ。食べた人が違いを感じるとしたら、香りとあと味だ。ここに違いがある。そして、食べているときの素材のバランス、調和だ。ここに作り手の感性、思い、技術が含まれてくる。

テレビの食レポで、口に含んですぐにコメントする芸能人は一生懸命仕事しすぎてると思う。口に含んですぐは食感「この肉柔らかくて、肉汁が溢れてくる」だから、食感が硬い肉は全部美味しくないということにはならない。

話はそれるが、こうしたグルメ番組の背景には、芸能人は美味しいものをたくさん食べている。美味しいものをたくさん食べているから、美味しいものがわかる。と、いう絶対神話のような話があると思う。他にも「うちの子寿司屋に行って高いもんしか食べよらへん。美味しいもんが分かっている」と、いうような話も同じだ。声を荒げていうほどのことではないが、関西弁なら「アホか?」と、言いたくなる。

話を戻すと「あ〜美味しい♪」笑顔と一緒に一言つぶやくようなコメントがあると、やはり嬉しく元気になる。お客様のおかげということを実感する時でもある。

2017年3月4日土曜日

すぐに辞めない新入社員を探せ

こんな新聞記事が出ていた。来年春入社予定の就職活動が始まったという記事。


パレットの新入社員定着率は、入社4年目で82%ほどで5人のうち4人は残る。同じような製造小売のケーキ屋さんと比較すると良い方だと思う。労働時間や年間105日の休みも関係すると思うが、日々楽しく仕事ができるかが決定的要因で定着しているのだと思う。

大手企業のような福利厚生、給与など条件比較になればやはり中小企業だから優位ではない。でも、中小企業だから優位に立てるところがあると思っている。それは、優しくつながる人間関係や仕事のプロセスを楽しむ仕組み、先輩がフォローする技術向上の仕組み、新人でも自分の作品提案のチャンスがあるなど、様々な取り組みに、自分の成長を感じ、可能性を広げて行く感覚があるからだと思う。

しかし、全員ではない、自立自主性を求めるので依存する考え方の人は、自分の居場所が見つけられずに退職することになる。それはそれで仕方ないのだが、その人のこれからのために、自分なりの決着をつけて欲しいと思うがなかなか伝わらない。

パレットの元社員が結婚出産して子育て一段落の人が、5人復帰してくれている。とてもありがたい。母親になってとてもタフになって、若い社員たちのフォローをしてくれている。地域密着ケーキ屋の本質的なところだと自画自賛している。人が育つ店作りを考え法人化して30年になる。当初の想い通りにいかないことばっかりだったが、少しは形になってきたのかと社員の笑顔に安堵する。やはり「辞めない」のではなく「働きたい」と思わせる会社でありたい。

2017年2月26日日曜日

雪と遊ぶ

生まれが福井なので小さい時から、空と地上の区別のつかない雪だけの景色に慣れている。五木寛之さんの内灘夫人の冒頭に描かれている景色。今でも、美術展に行っても雪景色の絵を見ると引き込まれる。雪景色が好きとかではなく、そういう世界で育ったものが持つ強烈な思いのようなものだ。


学校まで4Kの道を徒歩で通っていた。雪が降ろうとそれは変わらない。車も通れないくらい雪が降ると、雪の中の一本道をみんなが並んで歩いていく。周りは空も地上もない雪景色。ひたすら歩いて学校に通った。子供だったけど雪道はきつかった。


先日、この年齢になって初めて北海道にスノーボードに行った。福井の湿った雪とは違ってカラッとしたパウダースノー。もうそろそろスノーボードも卒業かなと思っていたが、これはとても贅沢なおっちゃんの遊びだった。小さな頃に雪山の中で遊んだ記憶が蘇る。単純にめっちゃ楽しい。


ホテルにロングステイしている年配の方。話を聞くと大阪から、この季節数ヶ月滞在して、朝一番のパウダーを数時間滑って終わるという。あとはホテルでゆっくり過ごす。奥さんも亡くなって独り身だから気楽だと笑う。こんな生き方もありなんだなと、くそまじめに雪と向き合っていた自分がおかしくなった。外国の人が圧倒的に多い北海道のスキー場で新たな気付きでした。感謝です。